安全パトロール&安全会議 ~富山支部~

 令和5年7月28日(金)、(一社)名古屋林業土木協会富山支部主催による富山森林管理署、魚津労働基準監督署との合同安全パトロール及び安全会議が開催されました。

 当日は、富山森林管理署からは鈴木 修 署長はじめ2名の担当官、魚津労働基準監督署から小森圭悟労働安全衛生課長、協会から富山支部10社12名と協会事務局が参加し、午前中は、魚津市片貝国有林の東又沢復旧治山工事現場のパトロールを実施し、午後からは魚津市内のホテルの会議室において安全会議が開催されました。

施工地全景と安全点検の様子
安全施設等の確認
魚津労働基準監督署小森安全衛生課長の点検結果講評
講評をされる 鈴木 修 富山森林管理署長
(右:島光治山総括と野中治山技術官、左:高平支部長)
安全会議では参加者全員から点検結果の意見・感想等を発表

安全パトロールでは、全員で施工地の点検を行った後、魚津労基署小森安全衛生課長から講評をいただきました。午後からは魚津市内の会議会場へ移動し意見交換会を行いました。

主な内容は、

現地までの狭く幅狭い林道を通行し急峻な山岳地帯の厳しい作業地で安全対策に取り組まれています。その中でいくつかの更なる安全対策をということで参加者から意見がありました。

○谷止工堤体への昇降階段の手すりなど墜落防止措置の必要

○土石流センサーの設置と避難訓練、待避場所の明確化

○林道の狭幅、急勾配の箇所など危険箇所の明示

○複数重機と作業者間の連絡合図の徹底、、など

 ここ数日、全国的に連日、35度を超える危険な暑さが続いていますが、施工現場ではいまだに残雪が残っており、熱い日差しのなかではありますが、下界の暑さを忘れるような快適な気温です。冬が早く訪れる高地の短期間での施工となることから焦らず安全作業に徹していただくようお願いしました。