林土連技術現地研修会に参加しました
11月6日(火)~7日(水)、林土連技術現地研修会が、仙台市ホテルメトロポリタン仙台において「仙台湾海岸防災林の再生」をテーマに開催されました。
初日、室内研修ではホテル3階「曙の間」を会場に、ご来賓として東北森林管理局から宮澤 俊輔 局長、唐澤 智 森林整備部長、玉舘 力 治山課長、竹中 篤史 仙台森林管理署長をお迎えし、全国から参加した会員含め総勢150名が出席されました。名古屋協会からは三尾秀和会長ほか副会長、各委員長、事務局含め7名が出席しました。
東北森林管理局の概要説明されました。
東北森林管理局における治山事業の取組を説明いただきました。
2日目の海岸防災林復旧事業の現地説明をしていただきました。
18時からは、同会場にて研修交流会が開催され、開催県となった宮城県から 伊藤 哲也 副知事に参加いただき歓迎のあいさつをいただきました。
2日目はバス6台に分乗し、東日本大震災での大津波で被災し現在は震災遺構として一般公開されている「仙台市立荒浜小学校」を視察しました。
また、バス車中では、被災地の震災伝承施設をネットワーク化し防災に関する様々な事業に取り組んでいる「一般財団法人 3.11伝承ロード推進機構」のスタッフから震災当時からの説明を受けつつ市内の関連施設を周遊した後、震災遺構の同小学校へ到着しました。
小学校の屋上では仙台森林管理署が復旧事業を行った「仙台湾沿岸地区海岸防災林復旧事業」の現地を、竹中 篤史 仙台森林管理署長からのご説明をいただきつつ海岸防災林の復旧状況を視察しました。詳細→海岸防災林の再生活動にかかる協定
青森林業土木協会設立40周年を記念して協定締結した記念の森(右奥部)
大津波により800世帯2,200人の集落が消失した仙台市荒浜地区
海岸防災林復旧事業地の視察後は、松島湾に移動し日本三景と呼ばれる松島湾を、新造船「仁王丸」に乗船し湾内17kmを50分かけて視察しました。
名古屋協会から参加した皆さん
当番協会となりました青森林業土木協会の皆様には2日間大変お世話になりありがとうございました。