国有林ゴミゼロ運動2023(付知峡自然休養林)

 東濃森林管理署(中津川市付知町:木島伸悟署長)では6月14日に一般者の入り込みの多い「付知峡自然休養林」(加子母裏木曽国有林)の林道沿線で清掃活動を実施しました。

挨拶をする木島東濃署長

 当日は、中津川市、同観光協会、地域の関係団体等や森林管理署職員とともに名古屋造林素材生産事業協会東濃支部及び名古屋林業土木協会付知、中津川及び坂下の3支部から21名が参加し、総勢50名余りで実施されました。

髙樽の滝へ通じる林道整備

 付知峡自然休養林は裏木曽県立自然公園内にあり、付知川の清流や木曽ヒノキ等の天然林が渓谷美を成し、橋の上から見ることができる、落差21メートルの「高樽の滝」や”ランプの宿”として歴史のある渡合温泉、自然観察教育ゾーンにはヒノキ・サワラ合体木の銘木のほか、かつての大ヒノキ伐根や神宮遷宮御用材斧入式跡など林業の歴史を見ることができる史跡があり多くの方が訪れています。→ 東濃森林管理署の国有林の見どころ

 入り込み者が安全に通行し豊かな自然に安全・安心に触れて楽しんで頂けるよう、参加者は小雨の中、合羽を着て林道沿線4.5kmの区間でゴミ拾いや、林道に張り出た枝の整理や路肩の除草などに取組みました。

作業を終えて集合「裏木曽古事の森」広場にて
付知峡 『髙樽の滝』