森の巨人たち百選「宮の大イチイ」で遊歩道整備 〜久々野高山支部〜

とき:令和5年6月12日(月)

場所:岐阜県高山市一之宮町 宮国有林 

参加者:久々野高山支部会員企業7社16人

 国有林では、次世代への財産として健全な形で残していくべき代表的な巨樹・巨木を全国で100本選定し「森の巨人たち百選」として保全しています。

 

巨木へ通じる遊歩道の路面整正作業

 その中のNO.54「宮の大イチイ」(幹回り690cm、樹高25m)は、林野庁中部森林管理局飛騨森林管理署(高山市:牛尾光 署長)が管理する宮国有林(高山市一之宮町)の中腹にあり、周辺はヒノキ、サワラ、ミズナラなどが生い茂る天然林の中に生育し、2000年の刻の重みを感じさせる風格のある樹形をしています。→詳細は中部局HP

 名古屋林業土木協会久々野高山支部(長瀬雅彦 支部長)では、毎年、「宮の大イチイ」への経路にある遊歩道等の補修等に取り組んでいます。今回は、大イチイ周辺の木製歩道・階段及び木橋床板に積もった枯れ葉や苔等の除去等清掃を行った後、腐朽を防ぎため防腐剤を塗布し、長寿命化を図りました。

作業前の打合せ
大雨で洗掘し凹となった箇所の修復
案内看板や防護柵の修理
作業を終えた久々野高山支部参加者のみなさん