愛知森林管理事務所で意見交換会が開催されました
令和5年12月12日(火)、愛知森林管理事務所会議室において愛知森林管理事務所主催による(一社)名古屋林業土木協会愛知支部の会員企業5社と愛知森林管理事務所の治山・林道工事監督職員等との意見交換会が開催されました。
会議では、冒頭、加藤 孝 愛知森林管理事務所長から、国有林をフィールドとした社会貢献活動の取り組みにお礼の言葉をいただくとともに最近の入札不調による事業実行上の課題について今会議の趣旨とともにお話しいただきました。

また、安藤 和央 (一社)名古屋林業土木協会愛知支部長から、愛知所の業務多忙の中、今回の意見交換会を開催していただいたお礼とともに、愛知県内における技能労働者の人手不足などによる建設業界の厳しい現状などお話しいただくとともに、受注者の要望を少しでも取り入れていただいて受注環境を良くしていただきたい。と挨拶されました。
会議では、岡庭 敏夫 総括治山技術官から、意見交換会の趣旨を説明をされ、林土連へ提出するため協会通じて各会員から提出された今年度の改善要望事項のうち、愛知支部から提出された改善要望項目についてそれぞれ回答説明をいただきました。また、今年6月に中部森林管理局いおいて「選ばれる森林土木」の取組について林野庁キャラバンが開催された内容を説明されました。
会員からは、・建設機械借り上げの運搬費、・小規模治山工事の見積対応、・適切な変更協議の対応(実際にかかったものはみてもらいたい)など意見要望が出されました。
意見交換会会議後は場所を変えての意見交換会第2部が市内飲食店で愛知所主催で催していただき、人手不足など森林土木事業の取り巻く課題について更にコミュニケーションを諮ることができた良い機会となりました。会員からは「先代から受け継がれてきた森林土木事業を絶やすわけにはいかない。なんとか人を確保して継続したい、そのためにも製造業を上回る賃金など労働条件を良くしなければならないので魅力ある森林土木に更に取り組んでもらいたい」といった声が聞かれました。
