令和7年度林土連第2回理事会が開催されました
日時、場所:令和7年9月9日(火) 東京都 海運会館

○新谷龍一郎 林土連会長 冒頭挨拶(要旨)
今夏も、異常な気象状況で、梅雨の時期が少なく、雨も少なく各地で水不足による農業、農作物などへの被害が心配されるような天候であったが、8月に入り急に雨が降り各地で線状降水帯が発生し、甚大な被害を今年も及ぼしてきた。北海道でも、線状降水帯は、おそらく来ないだろうと思っておりましたけれども、東北地域、稚内から少し南のところでかなりの線状降水帯が発生しました。大変な災害が発生し全国どこでも線状降水帯は起こり得るんだということを実感したところ。被災をされた皆様方には、心からお見舞いを申し上げます。会員の皆様方におかれては、被災地域へ早速、駆けつけていただき様々な尽力をいただいたことに対しましても、お礼を申し上げたい。
そのような中、先月の26日に、自民党の森林整備、治山事業促進議員連盟の総会が議員会館において開催され、山口俊一会長をはじめ、多くの国会議員の先生方がご出席をされました。また、林野庁からも長官含め多くの幹部の皆様方が参加をされた中で、来年度の予算の確実な確保に向け話し合いがなされた。総会の中で、私どもからは、近年の人手不足、建設資材の高騰などが原因で、企業の経営環境は非常に厳しさを増している。これからも、山林地域の住民の安全、安心を確保するためには、林野公共事業予算の確実な確保が、絶対的に必要であるということを、訴えをさせていただきました。今理事会では、林土連技術現地研修会(軽井沢会場)の実施と林土連青年交流会発足検討委員会の設置についてを主な議題として審議していただく。
理事会の審議では、新理事、新監事及び各協会の新事務局長の紹介の後、定款の規定により新谷会長が議長を努められ、議案1「林土連技術現地研修会の開催について」、議案2「林土連青年交流会発足検討委員会の設置について」、提案どおり可決されました。
理事会後は、林野庁業務課から岡村課長、藤原企画官から令和8年度予算概算要求など情報提供をいただきました。資料は会員専用サイトの各種会議資料に格納しています。