安全パトロールを実施しました ~愛知支部~

 令和5年12月12日(火)愛知森林管理事務所と愛知支部は合同の安全パトロールを開催しました。

 当日、森林管理事務所からは宮路 聡 総括森林整備官、岡庭 敏夫 総括治山技術官、稲垣 明敏 主任森林整備官、磯部 陽平 治山技術官が、愛知支部5社7名と協会事務局が参加し、豊橋市の豊橋国有林「豊橋(多米東)予防治山工事」」現場の安全点検を行いました。

 当該現場は豊橋市街地の住宅密集地に近く、一帯は山腹崩壊危険地区に指定されています。大雨等豪雨災害のみならず発生のXデーが近づいているといわれる南海トラフ地震に備えて、大規模な落石が想定される巨岩をロープネットにより固定する固定工、不安定な転石の除去工のほか、第二次大戦中に設置された防空壕の閉塞工事が行われています。

パトロールではほぼ本体工事が終了していましたが、施工状況など確認しました。

ほぼ住宅地に隣接する工事現場で工事概要を説明される現場代理人(中央)と、司会進行と点検実施方法について説明される(株)尾割組 尾張洋介さん(協会:安全・技術対策委員)左から2人目

 現場での安全点検終了後は、本年6月豪雨の被災状況を一部視察した後、新城市の愛知森林管理事務所会議室において、点検結果の講評と安全会議が行われました。

 会議では、岡庭 敏夫 総括治山技術官の進行により進められ金森 茂夫 調整官から「国有林における治山・林道事業の災害発生状況について」安全指導をしていただきました。