合同安全パトロールを実施しました ~飛騨4支部~
令和7年10月10日(金)、(一社)名古屋林業土木協会飛騨4支部(加藤 勝 神岡支部長、杉浦仁司 古川支部長、長瀬雅彦 久々野高山支部長、小坂健太郎 荘川支部長)主催(世話人:久々野高山支部)による飛騨森林管理署、高山労働基準監督署との合同安全パトロールが開催されました。
当日は、飛騨森林管理署からは辻井正徳 署長、川本 淳 総括治山技術官、高山労働基準監督署から林 祐也 安全衛生課長、協会から飛騨4支部21社23名と事務局が参加し、高山市丹生川町乗鞍国有林の「乗鞍(池之俣)復旧治山工事」現場のパトロールを実施しました。

パトロール開始に当たって、辻井飛騨森林管理署長からは、事業実行、国有林見守り隊、防災ボランティアや社会貢献活動へのお礼のほか、労働災害については、全国では対前年4割贈の労働災害が発生しているなか、労働災害防止に向けた緊急要請が発出されたこと。今年度は連続して重機の転落による災害があったほか、災害の要因が災害防止対策の通知が守られていないこと事例があるなど、今一度労働災害を防ぐよう取り組んでいただきたい。また、熊、ダニ被害防止、冬期に向けて交通事故防止、インフル、体調管理など幅広にわたり注意喚起されました。また、あわせて林野庁から通知された緊急要請(安全指導)についてもお話がありました。
現場は急峻な場所での山腹の改修及び緑化工事で、ロープネット工をケーブルクレーンを使用しての困難な工事でしたが、まもなく完成を迎える状況でした。
現場までの林道の路肩注意表示、整理整頓、機械点検、熊対策も実施されており、スターリンクを用いての遠隔臨場も実施されており創意工夫がなされているといった声が聞かれました。





