請負事業体等合同安全パトロール及び安全会議 ~東濃3支部~
令和7年7月29日(火)、東濃森林管理署(見市 貴司 署長)主催で、恵那労働基準監督署と(一社)名古屋林業土木協会東濃3支部(付知、坂下、中津川)の合同安全パトロール及び安全会議が開催されました。
当日、森林管理署からは見市貴司署長ほか11名の担当官、恵那労働基準監督署から佐藤颯人労働基準監督官、協会から東濃3支部(付知、中津川、坂下)の11社11名と事務局1名で、総計25名が参加し、午前中は、加子母裏木曽国有林の「瀬戸川高樽林道災害復旧工事」現場の安全点検を実施し、午後からは東濃森林管理署会議室において安全会議が開催されました。

安全点検では3班のグループに分かれて実施し、安全会議では、各会社から参加された現場代理人さんから班ごとに点検結果と現場の感想等発表されました。各班の発表後は東濃署 宮路 聡 総括森林整備官、労基署佐藤監督官らから講評を頂きました。











主な内容は、推奨事項として、
○バックホー昇降時に3点支持の表示がされており注意喚起として推奨される
○各種有資格者、仕事の進め方が日々わかりやすく表示されている
○床掘り上部の手すり対策、蜂・アブ対策が処置されている
○熱中症対策としてWBG表示、指標計、視認しやすい表示が工夫されている
○日々の非定常作業に対して事故が多発する傾向がある中、作業員に対して日々の作業の目的内容の指示が明確にされている
気になる点として、
○床掘り上部の墜落落下防止措置
○重機の作業計画の設置
○化学物質の管理について(ガソリンの保管)
○KY活動(林道上部路面の水切り等雨水対策、切り土が高いので地山点検を、路肩・作業ヤード・歩道の明示)

その後、佐藤監督官から恵那署管内及び建設業における労働災害の発生状況等について講演いただいた後、今村正之東濃署次長より中部局による請負災害等労働災害の発生状況等の説明をいただきました。