現場代理人と監督職員等との意見交換会(R6第2回) ~飛騨4支部~

 令和7年3月13日(木)、飛騨森林管理署会議室において飛騨森林管理署主催による(一社)名古屋林業土木協会飛騨4支部の会員企業11社の現場代理人と飛騨森林管理署治山・林道工事監督職員等との今年度第2回目の意見交換会が開催されました。

 会議の冒頭、木島 伸悟 飛騨森林管理署長より、

 労働災害とりわけ重大災害の根絶、安全で品質の高い事業を進めてもらいたい、忌憚のないご意見をお願いしたいといった、お話しがありました。

 続いて久保 喬之 次長からは請負事業体の労働災害絶滅に向けて、発注者綱紀保持対策への協力要請について、パワーポイント資料により説明いただきました。

木島 伸悟 署長と右は久保 喬之 次長

 会議では、飛騨森林管理署治山林道担当職員の皆さんの自己紹介の後、川本 淳 総括治山技術官から、今会議について、「昨年6月、事業が本格的に開始するに開催した意見交換会で出された事柄について、6年度の振り返りと今後の課題、働き方改革やICT施工によりより安全かつ効率的に実施していくため、一年間の事業が終了した年度末の忙しい時期であるが開催したところ」と意見交換会の趣旨を説明をされ、それぞれ以下の項目について資料を用いて説明されました。説明資料は会員専用サイトにあります。

1 工事成績評定の留意点について

2 工事関係書類の改正について

3 安全費の計上について(衛生通信サービス等の積算)

4 モルタル吹付工について

5 ICT施工工事の実施結果について

それぞれ説明されました。

安全指導、発注者綱紀保持対策の
説明する久保喬之 次長
飛騨署管内で6年度実施したICT施工工事について、質問に説明する川本淳 総括治山技術官(右は木籐直 地域技術官)
R6年度林道事業の総括をお話しされる
横井眞吾総括森林整備官(左は俣野篤樹森林整備官)
ICT施工を実施した現場代理人 ㈱大山土木 八賀重彦

 このほか、林道事業では発注予定の中でPCB特措法に基づき橋梁に使用された塗膜処理の対応など、機械借りでの補助者の計上等改正内容の説明がありました。治山事業では、今年度試行的にICT施工を実施した「野麦(脇谷)復旧治山工事」と「乗鞍(池之俣)復旧治山工事」の施工結果について治山グループの棚田みのり 主事から説明いただきました。

 休憩を挟み後半の会議では、全社の現場代理人から順次発言があり、これまでの改善要望に対し対応していただいた感謝やICT施工に関する質問など活発な発言がありました。

 意見交換会会議後は場所を変えての意見交換会第2部が市内飲食店で飛騨署主催で催していただき、現場代理人と監督職員等の間で更にコミュニケーションを諮られました。