森林管理署との意見交換会を開催しました(富山支部)

 富山支部では、令和5年3月7日(火)立山町、新栄建設株式会社会議室において、富山森林管理署との意見交換会を開催しました。署から、中島章文署長、山田茂樹総括治山技術官、乾裕太治山技術官、城内優希治山技術官にご出席頂き、支部会員10名が参加しました。開会の冒頭、高平公輔富山支部長から年度末の忙しい中意見交換会にご出席ただいた署の方々へのお礼と、今後の円滑に事業を進めていくためにも糧となる意見交換会となるよう生産的な議論をお願いしたいと開会にあたり挨拶されました。

開会にあたり挨拶される高平公輔支部長(右)
挨拶される中島章文署長

 引き続き、中島章文 富山森林管理署長からは、治山・林道事業の実行、労働災害防止、国有林防災ボランティア活動及び社会貢献活動にお礼の言葉を含めご挨拶をいただきました。コロナ禍もあり令和元年以来の意見交換会が開催できたこと、お互いの思いを伝えるためにも忌憚のない意見交換となるようお願いしたいと挨拶されました。

 意見交換会では、会員からの主な要望として、主任技術者が複数兼務する場合の週休二日制の適用について、支障木伐採許可の速やかな処理を、BIM/CIMで効率化の取り組みを、待避場所の設計計上を、通信設備の設置等(スターリンクの導入)現場作業環境の向上を、協議や設計変更は速やかに対応して欲しい、著しく損傷する林道の補修(生産事業との連携)、落石多発地帯での法面保護を、橋梁点検の現況は、仮設材(敷鉄板等)の運搬費計上を、検査方法(段階検査、抜き取り検査等)、ドローン活用などについて活発な質問や要望が出されました。

会員からの質問・要望に対し山田茂樹総括技術官から回答いただきました。

右から山田茂樹総括治山技術官、城内優希治山技術官、乾裕太治山技術官
意見交換会の様子