森林サービス産業推進特別セミナーが開催されました

 令和6年1月11日(木)岐阜県庁1階「ミナモホール」において、岐阜県森林活用推進課と「ぎふ森のある暮らし推進協議会」による「森林サービス産業推進特別セミナー」が開催されました。

 セミナーは、開会後はじめに青山 豊久 林野庁長官の基調講演が行われ、その後主催団体の構成員による事例発表が行われました。

 事例発表では名古屋協会会員の株式会社長瀬土建 代表取締役長瀬雅彦(協会副会長)さんが地元高山市久々野町の振興のため”あららぎ湖”周辺のスキー場跡地を活用し地域の方々と協力しながら森林空間を活用したリゾートスティを進めている取り組みの発表がありました。

 協会ではそれぞれ会員の自主参加の聴講としていましたが飛騨地方からも多くの会員の聴講者が見られたほか都市住民や林業関係者など、500人収容の会場はほぼ満席の盛会となりました。

会場の様子(長瀬雅彦さんの事例発表)

セミナーの模様は後日YouTubeにて配信されます。

 なお、セミナーの開始前には青山豊久林野庁長官と三尾秀和名古屋林業土木協会会長が控え室前で面談され、青山林野庁長官からは、今回の「能登半島地震」にかかる緊急支援として、5日~6日にかけて中部森林管理局との協定に基づき協会会員が対応した支援物資の搬送作業に対し、「非常に迅速な対応をしていただいきありがとうございました。」とお礼のお言葉をいただきました。三尾会長からは「まだまだ継続した支援が必要と考えており、名古屋協会は被災地に最も近接しており要請に応じて今後も速やかに対応しますので必要な支援要請がありましたらお知らせください」と応じていました。