安全パトロール＆安全会議 ～岐阜支部～

　令和６年10月22日(火）、(一社)名古屋林業土木協会岐阜支部（所 克仁 支部長）は、岐阜森林管理署及び関労働基準監督署との合同安全パトロール及び安全会議が開催されました。

　安全パトロールでは、全員で施工地の点検を行った後、関労働基準監督署安全衛生課長から講評をいただくとともに、参加した会員からそれぞれ気づいた点など質疑が出され意見交換を行いました。

　安全会議では、岐阜森林管理署駒瀬勉署長から、「国有林における請負事業体等の労働安全の確保について」安全指導を受け、その後、関労働基準監督署地産業安全専門官から関労基署管内で発生した土木工事の災害分析等を中心に労働災害防止対策のお話しをしていただきました。

安全点検後に出された主な意見、推奨・是正事項などは、

・現場内が整頓されていてよい。
・ゴミの分別が整理されています。
・輪留めもされていました。
・雨量計の設置。災害に対する危機管理が出来ています。
・衛星電話を現場使用時の緯度・経度もしっかり明示してありました。
・現場までの道のりが狭くて、１時間ほどかかり見通しも悪く殆どすれ違いも難しいところなので安全運転に気を付ける。
・災害に備えて、早めの準備と行動に努めてください。
・重機の操縦時はシートベルトを着用してください。
・岩を手で持ったりしての作業は極力禁止。
・熊の目撃情報があるので注意。
・お互い死角になるところでの1 人作業は、なるべくしないように意識をする。
・現場事務所に、盗難防止で高価なもの(ＰＣ、測量機等)を置かない。
是正事項として
①法肩の注意喚起
②仮設道の地面から飛び出ている金網が放置されている。
③バックホウのフロントガードを開けたままの作業
④不整地運搬車のバック走行

等の指摘・是正勧告等出されました。