創立60周年記念行事 ~記念講演会を開催しました~
一般社団法人名古屋林業土木協会は、10月20日、創立60周年を迎えました。協会では一つの節目として創立日に記念行事(講演会と祝賀会)を開催しました。
記念講演会は60周年行事に相応しい著名な講師にお願いし、開催場所は名古屋駅にほど近い「ウインクあいち」1103会議室(名古屋市中村区)において、10月20日(月)13時30分から、講師に林野庁中部森林管理局 佐伯 知広 局長と、NPO共存の森ネットワーク理事長 渋澤 寿一 農学博士 に講演をしていただきました。

<三尾秀和会長挨拶要旨>
皆さま、本日はお忙しい中、私ども一般社団法人名古屋林業土木協会の創立60周年記念行事の1つであります記念講演会にご参集いただき、誠にありがとうございます。また、この記念講演会につきましては、JAFEEの一般公開プログラムとしており、一般参加で聴講していただきます皆さまにおかれましても多くの参加をいただきありがとうございます。
さて当協会は、1965年(昭和40年)10月20日の法人設立以来、60年にわたり、林業や治山・治水を通じて山村地域の振興や地域社会への貢献に努めてまいりました。この60年間の歩みは、多くの皆さまのご支援とご協力があってこそ、今日まで続けることができました。会員の皆さま、関係行政機関の皆さま、そして地域の皆さまに、心より感謝申し上げます。
本日の記念講演会は、協会のこれまでの歩みを振り返りつつ、これからの地域林業や社会貢献活動をはじめこれからの活動の方向性を考える場、として企画いたしました。地域の森林資源をどう活かして、持続可能な社会をつくるか。次の世代にどう知識や技術をつないでいくか。それを皆さまと一緒に考えるきっかけになればと思っております。
本日の講演会は、二部構成となっています。
まず第1部では、林野庁中部森林管理局長 佐伯知広様よりご講演を賜ります。
佐伯局長には、我が国の森林・林業行政の現状と今後の展望、特に中部地域における取り組みについて詳しくお話しいただきます。私たち協会の活動にも直結するテーマであり、実務の現場での知見や最新情報を学ぶ大変貴重な機会です。
続く第2部では、農学博士の渋澤寿一様をお迎えしております。
渋澤氏は長年にわたり、全国の山村で地域資源を生かした持続可能な社会づくりに尽力されており、「人と森をつなぐ」活動を通して多方面でご活躍されています。本日はその豊富なご経験に基づき、「森から持続可能な未来を考える」をテーマにご講演いただきます。皆さまにとって、地域の可能性や取り組みのヒントを感じていただける貴重なお話になると思います。
いずれのご講演も、私たちがこれからの地域づくり・協会活動を進めていくうえで、大きな指針となるものと確信しております。最後までご静聴賜りますようお願い申し上げます。


当日の講演会は、午後1時から青年部役員が受付対応し「ウインクあいち」1103会議室において、会員、青年部員、一般聴講者8名を含め74名が聴講しました。講演会開始にあたり、三尾会長の挨拶(上記要旨)のあと、講師お二人からそれぞれ講演していただきました。
講演資料は会員専用サイトです。





