「白草山」へ通じる登山道等整備 ~小坂支部~

 10月23日(木)名古屋林業土木協会小坂支部(梅田桂司支部長)では、下呂市役所農林部と協働で白草山(しらくさやま、標高1,641m)の登山道につながる林道の除草や案内看板の清掃作業に取り組みました。

 白草山へ通じる登山道は、下呂市(山内登市長)が維持管理する広域林道下呂萩原線と岐阜森林管理署(島内厚実署長)が管理する黒谷林道を経由して登山道に入ります。

とき:令和7年10月23日(木)

 場所:岐阜県下呂市市道下呂萩原線及び乗政国有林黒谷林道沿線

 参加者:小坂支部会員企業8社・16名、下呂市役所農林部1名、岐阜森林管理署3名

 作業内容:除草作業、看板清掃

 白草山は、長野県木曽郡王滝村と岐阜県下呂市に跨がり、ゆるやかな円丘状の山容で、上部にはモミやコメツガが分布し、山容部はクマザサに覆われササユリなどが点在しています。

 登山口は下呂温泉街からも車で約25分のところにあり、のんびり登山を楽しんでも2時間ほどで登ることができる手軽さと景色が楽しめることから地元の人や、観光客にも人気の絶景スポットとなっており、登山ブームも相まって登山口への入り込む車両が多くなっています。

作業前の確認、打ち合わせ
林道沿線の繁茂した草木の刈り払い

 今回の取り組みは、下呂市の取り巻く厳しい予算事情の中で、市道の法面、路肩の除草等維持管理が困難となっている中、特に林道については顕著となっており、殊、事業のない林道においては笹や灌木の繁茂により一般登山者の車両が安全に通行することが課題となってきていることから、今年は前回実施からから2年を経ていることから要請を踏まえて今年度の社会貢献活動として取り組みました。

ブロイラーでの道路清掃
白草山への案内看板清掃

 当日は、岐阜森林管理署から島内厚実署長、林圭樹馬瀬萩原首席森林官、下呂市から和仁林業対策監も出席され、島内署長からは社会貢献活動へのお礼と、労働災害の防止について挨拶と指導をいただきました。和仁下呂市林業対策監からは、「地域の環境整備、維持修繕への取り組み、活動は大変ありがたい、引き続きご協力いただきたい。」とのお礼の言葉がありました。