令和2年度 安全・技術対策委員会現地研修会を開催

令和2年10月14日~15日

中部森林管理局伊那谷総合治山事業所管内の小渋川地区民有林直轄治山事業地
鳶ヶ巣大崩壊地(幅:300m、斜面長:700m、高低差400m)
中央構造線の東側の外帯に位置し、蛇紋岩と緑色岩類でPH9以上の強アルカリ土壌かつ日本鹿による緑化植生の食害もあり、緑化工法等試験も実施しながら施工しています。
カチオンフレームを使用した「もたれ式コンクリート土留工」(残存型枠平割材使用)で、今回見学した現場で試行施工された工法です。 
  施工結果は、部材が軽量で扱いやすく、組立も簡単で、作業の安全性、効率性も確保でき、木材利用の観点からも有効であり今後、普及するよう取り組みたいとのことでした。