林土連第1回理事会が開催されました
日 時:令和7年1月23日(木)13時30分~
場 所:東京都 海運会館302会議室
理事会開始前に、林野庁から、宇山 雄一 業務課長、有山 隆史 計画課 施工企画調整室長と山内 三津雄 業務課企画官が来賓出席され、令和7年度予算案や最近の情勢、ESDの現在と未来と題して説明がされました。
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<新谷会長挨拶要旨>
『皆さん、新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いを申し上げます。最初の理事会であり一言ご挨拶をさせていただきます。理事、幹事の皆様には大変ご多用のところお集まりをいただきましてありがとうございます。
昨年振り返ってみますと元日に発生した能登半島の地震、夏の記録的な猛暑、台風の相次ぐ襲来などなど、全国各地で甚大な災害が発生しました。これまで以上に自然の厳しさを痛感する一年だったかなと思っております。
また、昨年暮れからは東北地方は大変な大雪に見舞われており、これもやはり温暖化の影響があるのかな?と思っているところです。海外に目を向けますと、ロサンゼルスでは大規模な山林火災が発生し高級住宅地が焼失するなど、大変な被害が発生をしており、これらの原因は、地球温暖化による気候変動というふうに言われております。このような異常気象による災害を減少させるために、これからも温室効果ガス吸収減対策として森林整備事業にしっかりと取り組んでいかなければならないと、決意を新たにしたところでございます。
先ほど林野庁からの説明にありましたが、R7当初予算はR6補正予算合わせまして2,735億円が林野、公共事業予算として確保をされる見通しがつきました。2.700億円を超える予算額を確保できましたことは、各協会長さん、会員の皆様方が各地域で予算要請活動に取り組んでいただいた結果であると思っております。皆様方に対しまして厚くお礼を申し上げる次第でございます。
また、昨年12月には第三次の担い手三法に関する第2回目の一部施行が実施されました。資材価格が高騰した場合の変更協議の円滑化、ICT活用による現場管理の効率化、現場技術者の技術者専任義務の合理化等々が進められることになります。
このように建設業の担い手不足に関しましては、様々な国の施策が講じられておりますが、現場では、作業員の高齢化が進むと同時に、働き方改革に対する時間外労働の上限規制が施行されたことから現場工事の軽労化や工事提出書類のスリム化も喫緊の課題となっております。特に森林土木工事の現場は山間奥地で現場条件が大変厳しい場所が多いことから早急な対策が必要と考えております。
林土連といたしましてはこれまでも林野庁に対しまして様々な改善を要望いたし一部の要望事項については解決されてきていますが、更に現場の労働環境が改善されるよう本年度もしっかりと取り組んで参ります。各協会の皆様には引き続きご協力をよろしくお願い申し上げます。
今理事会では令和7年度の林土連定時総会並びに林土連創立65周年記念行事や令和6年度の事業報告、決算報告等を議題として皆様方にご審議いただくことになっています、円滑な進行にご協力いただきたい。』
当日の会議資料は会員専用サイトです。