岐阜森林管理署で技術者意見交換会が開催されました

 令和6年2月22日(木)、下呂市小坂町「下呂市きこりセンター」において岐阜森林管理署主催による(一社)名古屋林業土木協会小坂支部の会員企業8社の現場代理人(代表含む15名)及び岐阜支部会員企業5社の現場代理人(同9名)と、岐阜森林管理署治山・林道工事監督職員等担当職員(署長含む11名)との意見交換会(参加者36名)が開催されました。

 会議では、冒頭、駒瀬 勉 岐阜森林管理署長より、能登半島地震被災地へのお見舞いのほか防災ボランティア協定に基きそれぞれ各支部が対応した支援物資の購入・搬送や国有林や地域での積極的な社会貢献活動に感謝のお言葉があったほか、安全作業に徹した安全活動により無災害が継続していることに対しお礼のお言葉がありました。会議については、「働き方改革により生産性向上、施工性の高い工法の積極的採用、ICT活用、新工法の採用など安全で負担のかからない工法を導入していかなければならない、予算事情もあるが新しい課題に取り組まなければならない状況となっており現場間で忌憚のない意見をお願いしたい。」と挨拶されました。

 続いて、新井 雅 小坂支部長より、今会議の開催のお礼とともに「選ばれる森林土木」に取り組む中、技術担当者委員会等様々な会議では現場段階で擦り合わせがうまくできていないとの意見があることから、受注者としてもこのような会議を開いていただいたところ。忌憚のない意見をお願いしたい。と挨拶されました。

挨拶をする駒瀬勉 岐阜森林管理署長と
新井雅 小坂支部長(左)
岐阜森林管理署の幹部ほか森林土木担当者の皆さん
意見を述べる現場代理人

会議では、田丸清彦 総括治山技術官から、意見交換会の趣旨説明のあと、令和5年度林土連へ提出するために会員から提出のあった改善要望事項のうち、小坂、岐阜支部から提出された項目についてそれぞれ回答説明をいただきました。また、永瀬庄栄 次長からは、「職場における安全衛生活動について」、「検査における留意事項について」それぞれご指導いただきました。

昼食を挟んで午後からは、今意見交換会にあたり予め意見集約した、発注者及び受注者の要望事項についてそれぞれ一人一発言で説明し意見交換を行いました。

発注者からもそれぞれの担当からも質疑に応答され、改善可能な課題要望については対応し、規則、制度に係るものについて上部申達との回答がありました。

当日の会議資料は「会員専用サイト」→「各種会議資料」に格納しています。