木製構造物経年変化調査を実施
林業土木における木製構造物の経年変化に関する調査研究は、(一社)日本林業土木連合協会と(株)森林テクニクスとの共同研究で実施されており、平成23年から継続的に調査が行われています。
今年度の名古屋協会が実施する調査箇所は、岐阜県下呂市小坂町落合国有林のオリシキ谷に、平成25年施工した「コンクリート谷止(丸太残存型枠)」が調査の該当箇所となり、11月5日(水)に小坂支部会員の協力を得て調査を実施しました。


例年、調査業務時は大量のヤマビルとの戦いとなることから、今回の調査では、時期を遅らせての実施としましたが、連日クマ被害報道もされる中、調査箇所へ入る際や調査時は周囲の状況に特に注意を払いつつ、構造物の部材や接合部について、腐朽や損傷、欠落等の有無の確認とともに、ドライバ貫通試験により腐朽状況を調査確認しました。

