三者(発注者・施工者・調査設計者)による現地検討会

 三者(発注者・施工者・調査設計者)による仮設に関する現地検討会が開催されました。

 中部森林管理局では、工事及び調査・測量・設計等業務に関して、入札及び契約手続における一層の透明性及び競争性の確保、公共工事の品質確保やその担い手の中長期的な確保・育成等を図る観点から、各種取組が進められています。

 工事においては、森林土木工事が地域の守り手である事業者に選ばれるよう、適正な利潤確保、生産性向上、安全性向上に向けた取組を継続する必要があり、そのためには現場条件や施工実態等を踏まえた設計・積算や設計図書が適正に作成されていることが重要で、昨年度、発注者・施工者・調査設計者の連携強化により円滑な工事施工、品質確保を図ることを目的に、設計等に関する技術検討会を開催されましたが、今年度は施工現場において実際に現地を見ながら検討や意見交換が行われました。

4班に分かれて現地での検討した内容を取りまとめそれぞれ各班が発表されました。

日時:令和7年7月23日13:30~17:00

   令和7年7月24日9:00~12:00

場所:

 会議:飛騨森林管理署会議室

 現地:上宝町明ケ谷国有林

   清見町彦谷国有林

参加者:

 ○発注者 中部局治山課6名、各署総括治山技術官ほか13名

 ○受注者 名古屋林業土木協会各会員企業の現場代理人等34名

 ○調査設計者:㈱中部森林技術コンサルタンツ、㈱森林テクニクス名古屋支店 7名

 総計54名

清見町彦谷国有林 治山工事現場において

 現地検討では参加者を4班(A~D)に分けて、AとC班は明ヶ谷国有林治山工事施工予定地をBとD班は彦谷国有林の治山工事施工中の現場において、主に仮設工に関して発注者の仮設計画と受注者の仮設計画図等資料と現地を確認しつつ参加者から意見、質問等意見交換が行われました。

立澤和実 中部局治山課長
中村 悟 治山技術専門官
県道から施工地への入り口の仮設道の施工を確認
廻排水路、足場・支保工など現地での意見交換の様子