「選ばれる森林土木」キャラバンが開催されました

 先にお知らせしておりました林野庁キャラバン「選ばれる森林土木」(ESD)に向けた取り組みに関する説明会及び意見交換会が中部森林管理局大会議室及びリモートにより開催されました。

日 時:令和5年6月27日(火)13:30~16:50
場 所:中部森林管理局大会議室及びリモート
参加者:会場出席 48名、リモート出席(名古屋、長野協会19名、署等11箇所)

 会議の冒頭、林野庁計画課 徳留施工企画調整室長の挨拶の後、林野庁担当官がそれぞれ資料に基づき「選ばれる森林土木」に向けた取り組みを説明されました。
その後休憩を挟み意見交換会が行われました。

挨拶をされる徳留善幸 林野庁計画課施工企画調整室長と林野庁説明員の方々
意見交換会で説明する中島朝和計画課施工技術担当課長補佐(左)

 意見交換会で主な意見

・選ばれる森林土木の取り組みが現場に徹底されていない。未だに設計変更に応じてくれないといった会員からの声がある。
・週休二日制に伴い実態として休日労働や時間外労働が増えている。働き方改革の施行を控え単に工期を延ばすだけでなく労務単価が増えてきていることを踏まえて労務費の検討をしてほしい。
・受・発注者間のコミュニケーションの対応を。現場技術者と監督員との現場レベルの意見交換会を行ってほしい。

このほか、リモート参加を含め局署担当者から活発な意見要望の発言がありました。

 林野庁担当者からは、回答できるところについて個々に説明いただき、担当を跨ぐ部分については持ち帰り検討との説明がありました。また、今後の改善に向け現場の情報をいただきたい。といった話がありました。

説明会の様子