合同安全パトロールを実施しました ~飛騨4支部~
令和8年10月13日(火)、(一社)名古屋林業土木協会飛騨4支部(加藤 勝 神岡支部長、杉浦仁司 古川支部長、長瀬雅彦 久々野高山支部長、小坂健太郎 荘川支部長)主催(世話人:神岡支部)による飛騨森林管理署、高山労働基準監督署との合同安全パトロールが開催されました。
安全パトロールには、飛騨森林管理署からは辻井正徳 署長、高村健介 総括治山技術官、高山労働基準監督署から青木賢次 署長、協会から飛騨4支部20社20名が参加しました。
今回、飛騨4支部の安全パトロールは、高山市奥飛騨温泉郷福地 福地国有林の「福地(オソブ谷上流)復旧治山工事」(施工:加藤土木(株))の現場において実施しました。


当日は快晴に恵まれ、協会技術・安全委員会の下仲委員(神岡支部)の進行により、安全パトロールが実施されました。
はじめに、飛騨森林管理署の辻井署長、高山労働基準監督署の青木署長から安全指導をいただき、続いて、現場代理人の栃元幸生さんから工事概要や現場における安全対策について説明を受けました。
その後、参加者全員で現場内の安全対策等を点検し、それぞれの立場から意見や感想を出し合いました。最後に、高村総括治山技術官、青木高山労働基準監督署長から講評をいただきました。



<推奨事項>
・大雨による河川の増水や土石流の発生を現場の危険要因として想定し、過去および直近の雨量データに基づいて作業中止の判断基準を設定するなど、適切な安全対策が講じられている。
・作業エリア全体がきれいに保たれている。
・現場内の整理整頓が徹底され、立入禁止区域には柵が設置されている。
・重機の避難・保管場所や避難経路が適切に確保されている。
・大雨に備えた仮設設備が適切に設置されている。
・重機にバックモニターが設置されている。
・自然石を活用し、作業ヤードを拡張する工夫がされている。
<注意・指導事項>
・現場までの進入路には隣接する工事現場もあるため、作業時や車両の運行時には十分注意すること。
・今後予定されている重機作業において、転落災害等の防止を徹底すること。
・立入禁止区域には柵が設置されているが、注意喚起の表示を併設するなど、危険箇所の「見える化」を図ること。
・堤体の埋め戻し前ではあるが、今後、出来形測定等を行う際には、安全に昇降できる設備を設置すること。
・広葉樹林内での作業であり、地理的条件も踏まえ、クマなどの野生動物による被害に注意すること。
・管内(下呂)で、かかり木処理に伴う重大災害が発生していることを踏まえ、伐木作業チェックリストを活用し、安全な作業を徹底すること。
安全パトロールの最後に、久々野高山支部長瀬支部長(協会副会長)から、安全パトロールは実施すること自体や指摘事項を見つけることが目的ではなく、作業者の目線に立って危険を未然に防ぎ、誰もが安心して働ける環境を整えることが重要であると強調されました。また、安全な作業環境の確保が、良質な施工と品質の向上につながるとの閉会の挨拶がありました。


