防風保安林の整備作業(獣害対策) ~富山支部~
名古屋林業土木協会富山支部(高平 公輔 支部長)では、富山市の大沢野国有林において富山森林管理署(青野 洋德 署長)が取り組む獣害対策の協力要請を受け森林整備作業を行いました。この取り組みは今年で3回目となりました。
とき:令和 8年 6月 8日(月)
場所:富山市大沢野国有林
参加者:富山支部会員企業10社・14名
富山森林管理署9名 総計23名
使用機材:チェンソー5台、草刈機6台
作業内容:除草、除伐、枝打ち、伐木、枝条整理

大沢野国有林は、防風保安林に指定されており、強風による被害から地域住民の生活や農業を守る重要な役割を担っています。また、風の勢いを弱めるだけでなく、土砂流出の防止など、災害の未然防止にも大きく貢献しています。
富山支部では、これまで大沢野国有林内において、ごみ拾いなどのボランティア活動を継続して実施してきました。しかし近年、クマの目撃情報や野生鳥獣による農作物被害が報告されるとともに、地域住民から「つる植物や灌木が繁茂して見通しが悪くなり、有害鳥獣の隠れ場所になっているのではないか」といった不安の声が富山森林管理署へ寄せられていました。
このため同署では、里山林(都市近郊林)でもある大沢野国有林について、地域住民の生活道路に隣接する立地条件を踏まえ、クマなどの野生鳥獣との緩衝帯としての機能を確保することを目的に、木竹や灌木、雑草等が繁茂した箇所の森林整備を計画的に実施しています。
富山支部においても、この取組に協力するため、今回で3回目となるボランティア作業を実施しました。



当日は、梅雨入り直後にも関わらず雨に降られることはありませんでしたが、見通しが悪いことや斜面での作業となるため、十分な安全作業の注意指示・説明を受けた後、 参加者を4班に班分けして作業に着手しました。
現地の状況に合わせて作業を行いましたが、灌木やつるが繁茂し絡んだ状態となっており想像以上に大変な伐木等森林整備の作業となりました。昨年と同様に有害鳥獣の隠れ場所になっているという状況を感じるとともに、実際に10匹以上の猿が作業エリアから退散するのを参加者は目撃しました。
作業は2時間程度実施し、ケガ等のトラブルなく予定していたエリアはほぼ滞りなく終了できました。
また、富山森林管理署のプレスリリースにより地元放送局の現地取材があり、同日のNHKニュースで放送されこの活動や獣害対策の取り組みを広く情報発信することができました。








