令和元年度 林業土木技術講習会を開催 高山市の飛騨・世界文化センター

令和元年5月23日(木)~24日(金)

講習会の開催にあたり、新井雅 安全・技術対策委員長から挨拶があり、働き方改革の取組や事業量増加の中で確実な受注で予算規模が今後も維持されるよう取り組む等のお話、また柳七郎 環境・社会貢献委員会委員長から、当協会のCSR活動は他の協会にない取組を行っている、今年度も引き続き取り組む、森林環境税により森林整備予算が増える土木協会としても林道新設など山を守ることも踏まえた対応が必要とのお話しがありました。
高山労働基準監督署 梅田健貴 監督課長からは、改正労働基準法や改正労働安全衛生法の概要、働き方改革への対応等について、丸山森林整備課長からは、平成31年度林野庁予算の概要、中部森林管理局の取組内容・林道事業の概要、造林及び分収事業などについてご講義いただきました。また、請負事業地への通勤経路周辺におけるシカくくりワナの「ついで見回り・通報」の協力要請がありました。
 続いて、中澤治山課長からは、昨年の7月豪雨等による山地災害を踏まえた国土強靱化緊急森林対策、九州北部豪雨による流木災害等を踏まえた治山対策の取組、中部局における流木補足工の技術開発などについてご講義をいただきました。